高速道路使うならETC2.0を付けたほうがお得な理由

こんにちは。

今回はETCをさらに便利にしたETC2.0。

おそらくあまり知名度が無いかと思います。

しかし、時代はETCからETC2.0に移っていこうとしています。

どうせETCを取り付けるなら、ETC2.0にしたほうが良い理由を解説します。

ETCとETC2.0の違い

高速道路の画像

ETCは高速道路料金を料金所で止まることなく支払うことが出来るシステムのことです。

ETCが普及する前までは料金所での支払いのために渋滞が発生し、せっかく高速道路に乗ったのに時間がかかってしまうという意味が分からない状況が生まれていましたが、ETCの登場で料金所での渋滞は減りました。

それに対しETC2.0は料金を無線で支払うETCの機能に加えて、渋滞情報を踏まえた経路検索や障害物などの安全運転支援など、高速道路を運転する際のサポートをしてくれます。

ETC2.0を付けたほうがお得な理由

料金所の画像

ETC2.0を付けたほうがお得になります。理由は以下の通りです。

圏央道が割引に

首都圏の都心から40kmほどの場所を結ぶ環状道路です。

圏央道の画像

引用:国土交通省関東地方整備局

都心部を避け、圏央道を通ることで時間短縮効果が期待できる道路ですが、

ETC2.0の車載器で利用すると割引を受けることが出来ます。

割引例

利用区間通常料金ETC2.0割引料金
松尾横芝⇔木更津東2,070円1,750円
入間⇔境古河2,180円1,850円

※普通車で計算

渋滞を回避することができる

ETC2.0では高速道路に設置されているITSスポットと相互通信をすることによって、1,000km先の渋滞情報までリアルタイムで取得できます。

長距離移動の際に事故などで大渋滞が起こっていても、情報が無ければ迂回することもできません。

また、渋滞を考慮してルートを引いてくれるのも、便利です。運転しながらルートを考えるってなかなか難しいんですよね。

ましてや旅先などで土地勘が無かったりすると、どの道路を通ったほうがいいのかさえ分かりません。

そういった際に威力を発揮します。

道の駅利用時に、一時退出が出来る

最近は高速道路のすぐそばに道の駅が出来たりしています。

これはサービスエリアやパーキングエリアなどの機能の代わりに設置されるケースがあるのですが、高速道路を一旦降りて利用する必要があります。

そうすると高速道路を降りないで目的地に行く場合と比べて高速料金が高くなってしまいます。

しかし、ETC2.0だと、道の駅を利用するために高速道路を一時退出しても、高速道路を降りない料金で利用できます。

道の駅も観光スポットになっている場所も多々あるので、目的地までの道中で道の駅によることが出来るのも大きなメリットになるかと思います。

高速道路の情報はETC2.0に集約される

今まで高速道路で渋滞情報を受信するには電波ビーコンと呼ばれる機器を設置していました。

しかし、2022年3月31日で電波ビーコンは廃止され、ETC2.0で受信できるITSスポットに集約されます。

つまり高速道路で渋滞情報を受信するにはETC2.0が必要になります。

ETC2.0を利用するには

車の画像

ETC2.0を利用する方法です。

必要なもの

  • ETC2.0対応車載器
  • ETC2.0対応カーナビ 又は スマートフォン

まず、ETC2.0対応の車載器が必要です。

カー用品店やネットで購入できます。

メルカリなどで格安で調達するのもありです。

次にETC2.0の情報を映し出すカーナビまたはスマートフォンが必要です。

カーナビを持っている方は対応しているか確認してみましょう。

スマートフォンは一部の車載器しか対応していないので、下記画像の物を購入する必要があります。


ちなみに音声で情報を聞くだけならカーナビもスマホも必要ありません。

あくまで画面上に映したい場合に必要になります。

ETC2.0車載器を車に取り付ける

ここが一番のポイントです。

車に取り付けるのははっきり言って自分でできます。

YouTubeでも検索すれば取り付け方がたくさん出てくるので、自分で取り付けてみることをおすすめします。

いやー車をいじるのは怖いなって方は

カー用品店で取り付けて貰いましょう。

料金は5,000円前後で取付できます。店頭で購入して取り付けて貰うのが一番楽かもしれません。

ETC2.0をセットアップする

取付が終わったらETC2.0車載器をセットアップしてもらいます。

セットアップは自分ではできないので、対応しているお店に持ち込んでセットアップしてもらいます。

セットアップのできるお店はコチラ

料金は3,135円です。

セットアップが終了するとETC2.0を使用することができます。

まとめ

ETC2.0は高速道路を走るうえで必要な情報を得ることが出来ます。

ETCよりも本体の値段は高いですが、ETCを何回も買い替えることも無いですよね。

車を乗り換える際もETCは載せ替えることが多いと思うので、ETC2.0を利用したほうが、長い目で見るとお得することになりそうです。

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