「楽天モバイルは「esim」が使えるみたいだけど、普通のsimと何がちがうのかな?」
「申し込みや設定は簡単なのかな?」
といった疑問に答えていきます。
楽天モバイルでesimを利用することで、圏外のリスクを減らし、安心してネットを利用できるので、ご覧ください!
この記事でわかること
- esimっていったい何?
- esimにすることのメリット、デメリット
- 楽天モバイルでのesim申し込み方法、設定方法
Contents
esimとは
esimは、Embedded simのことで、通常のsimカードはスマホに挿入しないとネットや通話が使えませんが、
esimはスマホ内部にsimの情報を書き込むことでネットや通話が使えるようになるsimのことです。
国内でesimを提供しているのは楽天モバイルとIIJMIOの2社のみです。
楽天モバイルをesimで利用するメリット
続いて、通常のsimと何がちがうのか、esimを利用するメリットを解説していきます。
デュアルsimで利用することが出来る
esimと通常のsimを一緒に利用することができるので、
楽天モバイルとドコモや、楽天モバイルと格安simなど、
他の携帯会社と組み合わせてiPhoneで利用することが出来るのです。
楽天モバイルはデータ通信専用、ドコモは通話専用などと使い分けが出来ることで、料金を格安に抑えることができたり、
1つのsimが圏外でも、もう1つのsimは通信できたりするので、
完全に通信が出来ないということが減ります。
特に楽天モバイルを利用する場合、2020年4月にキャリア事業に参入して日が浅いので、基地局が整備しきれていません。
その為、パートナー回線につながったり、圏外になったりと、通信が安定しないのが現状です。
そういった場合、楽天モバイル以外にドコモなどの携帯会社が使えると、楽天モバイルが圏外の際の保険になります。
楽天モバイルのデータ通信と通話使い放題は魅力的だけど、圏外になるのが怖くて利用できないという方は、
esimで副回線として利用してみるのがおすすめです。
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申込み後すぐに開通できる
通常のsimを申し込むと、情報をsimに書き込み、郵送で届くのに数日から1週間ほど待つ必要があります。
しかし、esimでの申し込みなら、ネット経由でiPhoneにsim情報を書き込むので、
即日で開通、利用することができます。
解約時にsimの返送が不要
通常のsimだと、楽天モバイル解約時にはsimを返送する必要があります。
しかしesimなら返送は不要なので、送料を負担する必要がありません。
楽天モバイルをesimで利用するデメリット
デメリットについても触れておきます。
機種変更する時は再度esimの発行が必要になる
機種変更する際、通常のsimは新しいスマホに挿入するだけで機種変更ができました。(設定は必要ですが)
しかし、esimはスマホ内部に情報が書き込まれているため、
新しいスマホにする時は、新たにsimを再発行する必要があります。
iPhone以外にQRコードを表示させるパソコンまたはスマホが必要
iPhoneにesimを設定する際にQRコードを読み込む必要があります。
その為、QRコードを表示させるためのパソコンかスマホが別途必要です。
楽天モバイルesim対応iPhone
楽天モバイルでesimを利用できるiPhoneを確認しましょう。iPhoneX以前の機種は利用できません。
楽天モバイルのesimが使えるiPhone
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone12
- iPhone12 Pro
- iPhone12 Pro Max
- iPhone12 mini
esimを申し込もう
ここからはesimの申込み方法を解説していきます。
新規で申込み
step
1プランを選択して、simカードタイプのesimを選択する
引用:楽天モバイル
注意ポイント
通常は「nanosim」が選択されているので、「esim」を選択しなおしましょう。
このまま案内のとおり進み、契約しましょう。
通常のsimからesimに切り替える
step
1my 楽天モバイルにログインする
step
2メニューから「my 楽天モバイル」→「契約プラン」を選択
さらに「各種手続き」→「sim交換」を選択します。
step
3「再度ダウンロード」→「再発行」を選択
このまま申し込みをすると完了です。
iPhoneにesimを設定しよう
具体的に説明していきます。
esimを設定(開通)させるときにはQRコードを楽天モバイルで使用するiPhoneで読み込む必要があるので、
パソコンか他のスマホで手続きを始めましょう。
step
1my 楽天モバイルにログインして「申込番号」を選択
step
2「開通手続きする」を選択
step
3QRコードが表示される
このQRコードを楽天モバイルで使用するiPhoneで読み込みます。
iPhoneの設定に進みましょう。
step
1プロファイルを削除する
古いプロファイルが残っているとesimで開通できないなど不具合があるので、削除しておきます。
「設定」→「一般」→「プロファイル」へ進み、削除してください。
step
2「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」を選択
step
3QRコードを読み込む
「モバイル通信プランを追加」を選択するとカメラが起動するので、
先ほどパソコンまたはスマホで表示させたQRコードを読み込みます。
モバイル通信プランを追加を選択して、完了です。
step
4回線の設定をする(他のsimも利用する方のみ)
esimと通常のsimの両方を使用する場合は、通話やデータ通信はどちらのsimを利用するのか設定をします。
画面に従って設定していきましょう。
iPhoneでSMSを使えるように「Link」アプリを設定しよう
iPhoneでSMSを利用するには「Link」アプリを設定する必要があります。
設定後は楽天回線、パートナー回線のどちらでもSMSを利用することが出来るようになりました。
以前は、「Link」を設定しても、楽天回線しかSMSが利用できませんでしたが、改善されたので安心してください。
step
1「Link」アプリをアップルストアからダウンロードしてインストール
ダウンロードはこちらから
step
2Wifiの接続を切って、「Link」アプリを起動
引用:楽天モバイル
step
3「はじめる」を選択して、位置情報やマイクの許可などを設定
「はじめる」を選択すると、アプリが使用するマイクなどの許可を促されるので許可しましょう。
さらに位置情報などの提供に承認し、楽天アカウントにログインします。
※my 楽天モバイルと同じアカウントでログインしてください。
step
4携帯電話番号を入力して送信
引用:楽天モバイル
以上で設定は完了です。
SMSも通話も利用できるようになりました。
iPhoneでesim利用時の注意点
iPhone12シリーズから5Gが利用できるようになりましたが、
デュアルsimとして2つのsimで通信を使用している場合、5Gが利用できません。
5Gを利用するにはどちらかの通信をOFFにする必要があります。
現在はまだ普及が進んでいない5Gなので、あまり心配ありませんが、今後通信できない時は5Gを使用している可能性があります。
ポイント
iPhoneで5Gを使いたい→1つのsimだけ通信するように設定する
「設定」→「モバイル通信」→回線を選択してOFFにする
まとめ
楽天モバイルをiphoneで利用する際はesimが最適です。
esimを利用し、デュアルsimで使用することで、通信が不安定な楽天モバイルでも安心して利用することが出来ます。
楽天モバイルのデータ通信使い放題、通話し放題ははっきり言って最高です。
Youtubeもオンラインゲームも快適に利用できます。
楽天モバイルちょっと不安だけど、データ通信使い放題、通話し放題、プラン料金も無料。
これは使わない手はないと思いますよ!