こんにちは。
今回は車のヒューズ電源の取り出し方についてです。
最近はドライブレコーダーやETCなど、電装品を車に取り付けることが増えました。
ドライブレコーダーなどは、シガーソケットから電源を取るものが多いので、スマホの充電器など、他にシガーソケットを使う物がある場合は埋まってしまいます。
そこで新たにシガーソケット以外の場所から電源を確保する必要があるのですが、
「シガーソケットは他の電装品で埋まっている。」
「見た目がスマートじゃないのがいや。」
「配線もむき出しになって、使いずらい!」
「どうせ自分でやるなら、キレイに配線したい!」
という方向けに
・ヒューズ電源を使って電源を取る方法
以上を解説します。
この記事を読むと、車で使う電源を自分で簡単にとることが出来、ドライブレコーダー等の取り付けも自分で出来ちゃいます。
ぜひご覧ください!
初心者でも車の電源を取るのは簡単です【ヒューズ電源を使いましょう】
ヒューズ電源は初心者でも簡単に電源を取ることが出来ます。
ヒューズ電源がおすすめな理由
車に取り付ける電装品の中でも、ドライブレコーダーはあおり運転対策や、車の保険が安くなったり、
ETCは高速の料金を無線で支払ってくれる、今や付いていないと不便さえ感じる機能です。
これらの電装品を取り付けるためには、電源が必要です。
電源をとる方法は以下の3つ。
②ナビ、オーディオ裏から取る
③シガーソケット裏から取る
①ヒューズから取る
こちらが今回おすすめの電源の取り方です。
ヒューズは運転席の足元あたりにあることが多く、内装を外す必要がありません。
②のナビ、オーディオ裏から取る方法や、③のシガーソケット裏から取る方法は内装を外す必要があります。
内装を外すだけで手間取ったり、内装を外す際に傷をつけてしまったり、面倒です(笑)
ヒューズ電源なら、ヒューズ電源を差して、電装品とつなぎ、アースを取るだけで完成してしまいます。
②ナビ、オーディオ裏から取る
車にはナビや、オーディオに接続するための配線があらかじめ作られています。
ナビやオーディオも使う為には電源が必要なので、ナビやオーディオに接続する配線の中に電源の配線もあり、接続するだけで電源が確保できます。
つまり、ナビ接続用の配線の中の電源コードを分岐させると、新たな電源を確保することが出来ると言う訳です。
しかし、内装を外し、ナビも外して、電源のコードを探すのは面倒だと思います。
なので、あまりおすすめできません。
③シガーソケット裏から取る
シガーソケットから電源を取ることができるということは、電源の配線がきているということです。
なので、ナビ裏から取るときと同じで、シガーソケット裏から分岐させて電源を取ることが出来ます。
こちらも内装を外す必要があるので、初心者にはおすすめできません。
内装外せれば簡単なのですが。
ヒューズ電源の種類
ヒューズ電源は車のヒューズの形状によって3種類あります。
更に形状の種類の中で、ヒューズのアンペア数でも種類があります。
①平型ヒューズ電源(15A,10A,フリータイプ等)
②ミニ平型ヒューズ電源(15A,10A,フリータイプ等)
③低背ヒューズ電源(15A,10A,フリータイプ等)
こういう物です。
ヒューズ電源を選ぶときは純正ヒューズと同じ形状、同じアンペア数のヒューズ電源を選ぶ必要があります。
また、形状別にフリータイプヒューズ電源と言う物もあります。
こういう物です。
フリータイプヒューズ電源は、20A以下なら15Aのヒューズでも、10Aのヒューズでも利用できる便利なものです。他のヒューズから電源を取りたいなと思った時などは、すぐに付け替えができます。
ヒューズ電源を購入しよう
まず、ヒューズ電源として利用するヒューズを決めます。
電源には、
・常時電源(エンジンOFFでも電気が流れる)
・イグニッション電源(イグニッションONで電気が流れる)
・アクセサリー電源(アクセサリーONで電気が流れる)
の3つがあります。
電装品をどのタイミングで電源を入れたいのかによって、
使用する電源の種類を使い分けます。
例えば、ETCは料金所を通る際に電源が入っていれば、無線で通信して料金を払うことが出来ますよね。
なので、常時電源が入っている必要はないので、イグニッション電源か、アクセサリー電源のヒューズから電源をとればいいということです。
使う電源の種類が決まったら、使うヒューズを決めましょう。
ここで、検電テスターを使います。
エンジンOFFの状態でヒューズに検電テスターをあててみましょう。
テスターが反応するヒューズは、常に電気が流れている常時電源のヒューズです。
次に、アクセサリー状態でテスターが反応する、常時電源以外のヒューズが、アクセサリー電源のヒューズです。
イグニッション電源のヒューズも同じように見つけることができます。
ヒューズ電源として使用するヒューズは、ラジオやオーディオなど、車の走行に支障がないようなヒューズを選びましょう。
例えば、ECUなど、コンピューター関係のヒューズを使用して、万が一ヒューズが切れると
車が走行不可能になってしまう可能性があります。
ヒューズが切れたとしても、車の走行に支障のないヒューズから取るようにしましょう。
車の説明書にはヒューズがどの電装品につながっているのか分かるように、
下の表のように書いてあります。
9番のRADIOなどは車の走行に支障が無いので、使いやすいです。
まとめると、ヒューズ電源を購入する際に確認するのは
②交換する純正ヒューズの形状
③交換する純正ヒューズのA(アンペア)数
ヒューズ電源の取り付け方
取付は簡単です。
ヒューズのプラス側を確認する
まず、使用するヒューズを引っこ抜きましょう。ペンチで引っこ抜けます。
そして、ヒューズが入っていた場所の両隅に検電テスターを当てて、プラス側を確認します。
テスターが反応するほうがプラスです。
プラスとマイナス逆にヒューズ電源を差し込むと、電気が流れないので、向きに注意です。
ヒューズ電源を差し込む
プラス側が確認出来たら、ヒューズ電源のプラスとヒューズのプラスを合わせて、ヒューズ電源を差し込みます。
これでヒューズから電源を取ることが出来ました!
簡単ですね!
電装品に繋ぐ
次に、電装品のプラス端子とヒューズ電源を繋ぎます。
これで電源につながりました。
アースに繋ぐ
ヒューズ電源と電装品を繋いだら、電装品をアースに繋ぎます。
アースは車体の金属の部分に繋げばOKです。車体がアースの役割をしています。
近くのボルトやナットにかませれば大丈夫です。
まとめ
今回は車からヒューズ電源での電源の取り方をお伝えしました。
車内で電源を取りたい状況は結構起こります。
ドライブレコーダーやETC、レーダー探知機などを取り付けるときには絶対必要ですし、
スマホの充電器など、USB電源を増設したいときにも今回のヒューズ電源は使えます。
僕はAmazonのFire Tv Stickを車で使ってますが、シガーソケットから分岐させたUSB電源だと
電力不足で再起動を繰り返してたので、ヒューズ電源でUSB端子を増設しました。
初心者でもヒューズ電源なら簡単に取付が出来るので、おすすめです!