こんにちは。僕は先日楽天ひかりを月額料金1年無料に引き寄せられて即契約したのですが、楽天ひかり推奨のルーターを持っていませんでした。
わざわざ買うのも嫌だなーと思ったので、NECのWG1200HP3を使い、IPv6での接続を試したところ、うまく接続できませんでしたが、ルーターの設定を変更すると接続できたので、接続する方法を解説します。
楽天ひかりはIPv6とIPv4で接続できる
楽天ひかりでインターネットに接続する方法は
- IPv4で接続する
- IPv6で接続する
上記2通りです。
IPv4とは
IPv4のIPとは「インターネットプロトコル」のことで、インターネットに接続されたコンピューター同士でデータをやり取りする際のデータ通信の規格のことです。その第4版なのでIPv4です。
また、インターネットに接続するスマホやパソコンなどの機器にはIPアドレスという住所のようなものがあります。
IPアドレスはIPv4だと総数42億9496万7296個ありますが、インターネットの普及で約43億個あっても足りなくなってしまう可能性が出てきました。その為次世代のIPv6が出来ました。
IPv6とは
IPv6はインターネットプロトコルの第6版です。
IPアドレスの数は約340澗(かん)個になり、実質無限にインターネットに接続できるようになります。
IPv6は通信速度が速い
IPv6とIPv4では通信の方式が違います。
IPv4はPPPoE方式で通信していて、プロバイダーを通過してインターネットに接続されます。なので利用者が多い時間帯だと高速道路の料金所のように渋滞してしまい、通信速度が低下します。
IPv6はpppoe方式プラスIPoE方式を使用することができるので、混雑を回避することが出来るので通信速度が速くなるのです。
楽天ひかりのIPv6接続方法
ルーター
僕の持っているルーターはNECのWG1200HP3です。
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楽天ひかりが検証を終えていない機種です。検証を終えている機種の一覧
しかし、IPv6対応している機種なので大丈夫だろうと思い、やってみました。
IPv6自動判定接続
まず、楽天ひかりの説明書に乗っている通り、自動判定で接続を試みました。
ブラウザで192.168.0.1 もしくは、192.168.10.1と検索しましょう。
ルーターの設定画面が出てきました。
自動判定をONにして設定します。するとルーターが再起動しますので、再起動したらルーターの設定画面を開きましょう。
インターネットに接続できませんでした。
IPv4で接続
カスタマーセンターに連絡し、IPv6でつながらない旨説明すると、ルーターが対応していないのでIPv4で接続してほしいとのこと。なのでとりあえずIPv4で接続します。
楽天ひかりから送られてきた書類にある
- 楽天ひかり接続用ID
- 接続用パスワード
この2つをルーターの設定画面で入力します。
すると、再起動して接続することが出来ました。これでとりあえずネット環境は整いました。
楽天ひかりでIPv6を接続するにはtransixにする
いろいろググって分かりました。
楽天ひかりの場合は自動判定をOFFにして、動作モードをtransixにしなければならないようです。
設定したらルーターを再起動します。
再起動したらルーターの設定画面を開き、基本設定にある接続先設定を選びます。
するとDS-Lite設定画面がでるので、
- AFTRの取得方法:手動設定
- 手動時のAFTRの設定方法:FQDN指定
- AFTRのFQDN:dgw.xpass.jp
と設定します。
そして、再び再起動するとおそらく繋がります。僕の場合は開通日に設定したら繋がりませんでした。4日くらいあけて設定すると出来たので、この設定でうまくいかない方は日をおいてから再設定するとつながるかもしれません。
まとめ
楽天ひかりをIPv6で接続する方法を紹介しました。DMM光の時は何も設定せずに自動でつながったので簡単でしたが、楽天ひかりは少しだけ設定が必要になるようです。
難しいことではないので、記事通りに進めればIPv6で接続できるかと思います。設定してもつながらないときは少し日をおいてから設定してみてください。楽天ひかりにして、速度も速くなり、料金も安くなるので、浮いたお金を有意義なことに使ってみてはいかがでしょうか。