こんにちは!
今回は8月28日にソニーから発売された「Xperia5 simフリー版」についてです。
Xperia5は以前から販売されていましたが、今回新たにXperia5のsimフリー版が発売されました。
simフリーのスマホは、どの携帯会社のsimでも使うことが出来るというメリットがあります。格安simでも、docomoで買ったスマホだと、docomo系列の格安simじゃないと使えないなど、結構制限があって不便です。
Xperia5はソニーの一番性能の良いスマホで、なおかつコンパクトで使いやすいスマホです。
今回は、Xperia5の使い勝手と、simフリー版のメリット、デメリットを解説します。
【Xperia5 simフリー版】Xperia5との違いは?
simフリー版とキャリア版の違いは何?
simフリー版とキャリア版の違いは主に5つです。
表にしてみました。
項目 | simフリー版 | キャリア版 |
sim | デュアルsim | シングルsim |
ROM(ストレージ) | 128GB | 64GB |
対応バンド | 3キャリア対応 | 各キャリア対応 |
テレビ | 無し | 有り |
価格 | 75,900円(税込み) | 87,912円(税込み) |
1番大きな違いは、デュアルsimかどうかです。キャリア版はシングルsimで、simフリー版はデュアルsim対応です。
これが楽天モバイルで威力を発揮するんです。
デュアルsimとは、simカードを2枚スマホに入れることができます。
例えば、1つ目のsimは音声simで通話用、2つめのsimはデータ通信用、という使い分けが出来ます。
音声simは格安simでデータ容量が1番少ない物、データ通信用のsimはデータ通信専用の大容量の物。
このようにすると、音声simで大容量プランのsimを契約するよりも安くすることができます。
また、楽天モバイルのローミング契約終了が話題になっていますが、デュアルsimで利用することでこの問題も解決できます。
【楽天モバイル】auとのローミング終了で圏外に?デュアルsimで使えば問題ありません。
また、対応バンド(周波数帯)が3キャリアに対応しているので、どの携帯会社のsimも利用できます。
バンドとは
スマホなどの通信に使っている電波の周波数帯のこと。
携帯会社の使用しているバンド(周波数帯)と、スマホが対応している周波数帯が同じものがないと、スマホを使うことはできないのです。
各キャリアバンド対応表
バンド | docomo | au | softbank | rakuten |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | |
3 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
8 | 〇 | |||
11 | 〇 | 〇 | ||
18 | 〇 | 〇 | ||
19 | 〇 | |||
21 | 〇 | |||
26 | 〇 | |||
28 | 〇 | 〇 | 〇 | |
41 | 〇 | 〇 | ||
42 | 〇 | 〇 | 〇 |
キャリアで購入したXperia5だと、そのキャリアのバンドの電波しか受信できず、他の携帯会社のsimが使えないことがあります。
例えば私がdocomoで購入したXperiaXz1だと、楽天モバイルに乗り換えようとしたとき、楽天モバイルの使用しているバンドは3と18です。
バンド3はdocomoも対応していますが、バンド18は対応していません。
なので、楽天モバイルに乗り換えると、バンド3での通信はできますが、バンド18での通信はできないということになります。
格安simが台頭し、楽天モバイルなど多様な選択肢がある携帯会社ですが、バンドが対応していないので乗り換えられないという事が、simフリー版だとなくなります。
次に、simフリー版はテレビに対応していません。キャリア版ではテレビはワンセグ、フルセグ共に対応しています。
私個人的にはスマホでテレビを見る機会もあまりないので、正直なくてもいいかなと思います。
価格も少し違います。
simフリー版は75,900(税込)、キャリア版はdocomoで87,912円(税込)となっていて、simフリーのほうが安いです。
docomoの価格は定価なので、docomoユーザーの割引を使うともう少し安くなるかもしれませんが、、、
使ってみて分かった、Xperia5 simフリー版のメリット
メリットを見ていきましょう。
Xperiaxz1と大きさは変わらないが、画面の面積が増えて見やすい
私はXperiaxz1からXperia5に機種変更したのですが、xz1は大きさは片手で持つのにちょうどいい大きさでした。そのxz1と比較した写真がコチラです。
右側がXperiaxz1,左側がXperia5です。
大きさはほとんど変わりませんが、液晶のサイズがXperia5のほうが大きいので、ウェブページを見るときは情報量が多く、見やすいです。
片手でも操作できるちょうどいい画面サイズ
Xperia5は片手にすっぽりと収まるちょうどいいサイズです。
Xperia5は21:9ディスプレイなので、本体が縦長になっています。
片手だと画面の上側は操作が難しいです。
画面の上側を操作したいときは、片手モードにすると片手でも届くようになります。
片手モードにするときは「サイドセンス」を起動します。
「サイドセンス」とは片手操作をサポートする機能で、画面の両淵を2回連続でタップすると出てきます。下の画像でだと、親指の辺りを2回タップします。
すると、サイドセンスのメニューが出てきます。この中にある片手モードを起動します。
片手用に操作できる画面が小さくなりました。
おサイフケータイ対応している
Xperia5 simフリー版はおサイフケータイに対応しています。
他のandroidのsimフリースマホだと対応していない場合が多いのですが、Xperia5 simフリー版は対応しているのです。
おサイフケータイを1回利用すると、おサイフケータイの無い生活には戻れないほど、便利な機能です。
おサイフケータイは電子マネーのsuicaや、クレジットカード決済の「ID」、「QUICPay」などが利用できます。
suicaはモバイルsuicaを利用することで、ICカードのsuicaと同じように電車に乗ったり、コンビニで支払いをしたり出来ます。
「ID」や「QUICPay」はおサイフケータイにクレジットカードを紐づけすることで、お店でクレジットカードを渡さなくても、専用端末にスマホをかざすだけで決済ができる便利な機能です。
便利なシチュエーションでいうと、
娘を抱っこしてレジに行くときなどはチョー楽です!娘はすぐ「抱っこして!」なんて言ってくるので、抱っこしながら財布出して、お金出してって大変です。
他にも荷物を持っているときや、パツパツのズボンを履いているときなど。
レジの前で時間かかると他の人の迷惑になっているようで気が引けちゃうんですよね。
そういう場面でスマホをかざすだけで決済が完了するキャッシュレス決済は、もう無くては生活出来ません。
キャリア版よりも安い
simフリー版はキャリア版よりも12,000円ほど安いです。
スマホ代は安いにこしたことありません。機能面での差はありますが、テレビ機能が無いだけで12,000円安いのはかなりお得かと思います。
使ってみて分かった、Xperia5simフリー版のデメリット
デメリットを見てみましょう。
カメラのシャッターを本体横のボタンで撮ろうとすると、不意に親指がホーム画面に触れて、ホームに戻ってしまう
Xperia5は本体右横にカメラ使用時のシャッターボタンがあります。
本体を横にした状態で写真を取る際に便利なボタンなのですが、
このボタンを使用する際、親指がホーム画面に戻るボタンを不意に触れてしまいます。シャッターを切ろうとしたときに触れて、カメラアプリが終了してしまい、撮りたい写真が撮れなかったことが何回かありました。
手の大きさと、慣れの問題ですが、撮りたいシーンで撮れないともどかしさを感じます。
カメラの広角、望遠を切り替えるのが遅い
こちらもシャッターシーンを逃しかねないデメリットです。
カメラアプリを起動すると画面に「1」、「2」、「W」という表示が出ていますが、
「1」・・・標準レンズ
「2」・・・望遠レンズ
「3」・・・広角レンズ
を表していて、現在使用しているレンズが表示されています。
数字をタップすることでレンズを切り替えるのですが、切り替わるスピードがいまいちなんです。
タップしてから2秒くらい遅れて切り替わるもさっとした感じです。
そして、連続して何回もタップすると固まり、アプリが強制終了してしまいます。
写真の画質はとてもキレイに撮れますが、動作が重いのがデメリットですね。
楽天モバイルで使用できる
Xperia5simフリー版は楽天モバイルで使用できました!詳細解説します。
通話、データ通信、楽天回線⇔パートナー回線切り替え、問題なし
楽天モバイルをXperia5simフリー版で使用しましたが、通話もデータ通信も何も問題ありません。
楽天回線とパートナー回線の切り替えがうまくいくかな?とちょっと不安だったのですが、
心配無用でした。
楽天モバイルのsimをXperia5に入れると、すぐにデータ通信できます。
APNの設定などはあらかじめ入っているみたいなので、面倒くさい設定は不要です。
ネットが出来るようになったらとりあえず「my楽天モバイル」と「rakuten Link」のアプリを入れましょう。
「my楽天モバイル」はデータ通信の制限モードに切り替えたり、「rakuten Link」は利用することで電話代が無料になります。
楽天モバイルを田舎で使うなら、デュアルsimのスマホをおススメします!
楽天モバイルを田舎で大容量のデータ通信を使いたい方には、デュアルsimのXperia5simフリー版をおススメします!
私は楽天モバイルをルーターとして使用していますが、機種変更することになったので、どうせならメインのスマホ用にしたいなと考えていました。
しかし、私の生活圏はまだ楽天モバイルのパートナーエリアで、月に5GBまでしか高速データ通信が使えません。(1Mbpsなら使い放題ですよ。)
楽天回線だと速度制限なしで高速データ通信使い放題です。
なので、楽天回線が私の住む田舎まで整備されるまでの間は、楽天モバイルと、FUJI Wifiという2つのsimを入れて使おうと考えてたところ、私の大好きなXperiaのデュアルsim対応のXperia5simフリー版がでました。
FUJI Wifiとは
FUJI Wifiは大容量のデータ通信専用simを格安で提供している会社です。
FUJI Wifiのデータ通信simは格安simのように昼間の時間帯などで通信速度が遅くなることはありません。docomoやau、softbankと同じ通信速度が出ます。
楽天モバイルは電話やSMSの送受信用と、楽天回線につながった時のデータ通信用。
FUJI Wifiは楽天モバイルが楽天回線につながらないときのデータ通信用にすることで、
田舎でも格安で大容量通信をすることが出来ます。
【FUJI Wifi 】評判と違ってめっちゃ速い!大容量プランで動画もゲームもたっぷりと!
まとめ
Xperia5のsimフリー版はデュアルsimなどの機能面や価格など、キャリア版と比較してもお得で便利なことが多いです。
さらに、楽天モバイルでも利用できる点や、今後携帯会社を変える際にも、キャリアの縛りに左右されないで好きな携帯会社を選ぶことが出来ます。
Xperia5のsimフリー版、機種変更するなら断然おススメです!