【車でWifi】クラウドSIMとは？仕組みが分かれば車で使う最適なWifiが選べるようになる！

モバイルWifiのクラウドSIMって何？

このような疑問にお答えします。

クラウドSIMは新しい通信の仕組みです。クラウドサーバーにあるSIMを自動で割り当て、通信を可能にするので、SIMカードなしでネットに接続することが出来ます。

この記事ではクラウドSIMの仕組みやメリット、デメリットを詳細に解説していきます。

この記事を書いた人

☑格安SIM歴10年

☑使用したスマホ会社10社

☑車でYouTubeを見るために通信速度の速いWifiを格安で利用できる策を常に考えて発信しています。

それではいきましょ

クラウドSIMとは

クラウドSIMを使っている代表的なモバイルWifi

クラウドSIMを使っている代表的なモバイルWifiとしては以下のようなWifiがあります。

MUGEN WiFiとZeuswifiは月額料金式のモバイルWifiで、カーチャージWiFiとリチャージWiFiはプリペイド式のモバイルWifiです。

どちらもクラウドSIMの技術を利用しているので、通信品質的には同等です。

クラウドSIMのメリット

Wimaxなど他のモバイルWifiより料金が安い

クラウドSIMを利用しているモバイルWifiはWimaxなど、独自回線を持っているモバイルWifiに比べて料金が安いです。

これは格安SIMと同じ原理で、ドコモ、au、ソフトバンクの回線を借りて運用されているためです。

自社で通信網を整備する費用が掛かりませんし、実店舗を持たず、Webでの申し込みのみの取り扱いになっているため、店舗の運営費用を削減できているためです。

日本だけでなく海外でも使える場合が多い

クラウドSIMはクラウドサーバーにSIM情報がおいてあり、現在地によって適切なSIMが選ばれる仕組みです。それは日本だけではなく海外のSIMも同じクラウドサーバーにSIM情報を置いています。

そのため、クラウドSIMのモバイルWifiは海外でも使うことが可能です。海外で利用する際には別途料金が発生する事もありますが、クラウドSIMのモバイルWifiをひとつ持っていれば、海外に行く際にレンタルWifiなどを利用せずにスマホを使うことが可能です。

必要な分だけデータ容量を選ぶことができるので無駄がない

Wimaxなどはデータ通信無制限なので、たくさんデータ通信をした月も、あまり使わなかった月も同じ月額料金が発生しますが、クラウドSIMのモバイルWifiは料金プランが豊富なので必要な分のデータ容量を選ぶことで、無駄なく利用する事が可能です。

また、プリペイド式のモバイルWifiなら必要な時に必要な分だけ利用できるため、月のデータ使用量にむらがある方はお得になるケースが多いです。

クラウドSIMのデメリット

通信速度が遅い

下の画像は通信速度を比較したものです。

左と真ん中がクラウドSIMのモバイルWifi、右がWimaxです。

明らかにクラウドSIMのモバイルWifiの通信速度が遅いのが分かります。

ちょっとWiFi

通信が安定しない

クラウドSIMは現在地に適したSIMが自動で選ばれるため、車での移動中などはコロコロとSIMが変わり、通信が安定しない場合があります。

3大キャリアの通信網を使えるため使えるエリアは広いですが、車で使うWifiとしては向いていません。

通信が安定完全無制限のプランがない

クラウドSIMのモバイルWifiでは完全無制限にデータ通信をできるプランがありません。

100GBなど、大容量のプランは存在する為、実質的には無制限と言えるかもしれませんが、Wimaxのように完全無制限ではない点に注意が必要です。

クラウドSIMのモバイルWifiをおすすめ出来る人

オンラインゲームや4K動画の視聴などをしない人

先述した通り、クラウドSIMを使用したモバイルWifiは通信速度が遅い傾向があります。そのため、速い通信速度が求められるオンラインゲームや4K動画の視聴をすると快適に利用できません。

Youtubeを高画質で見ない方やウェブ検索などの用途でしか使わない方にはクラウドSIMのモバイルWifiはおすすめできます。

データ通信の使用量に波がある人

クラウドSIMの中でもプリペイド式のモバイルWifiを使えば、ひと月に使う通信量に波がある方でも必要量に応じてデータ容量を購入できるため、無駄なくWifiを利用することが出来るためおすすめです。

まとめ