こんにちは。梅雨も明けたら夏本番ですね。夏になったら沖縄に旅行に行こうと思っている方、沖縄でドライブする際に気を付けてほしいリバーシブルレーンというものがあります。
リバーシブルレーン?なにそれ、って方に解説します。
沖縄ドライブで気を付けたいリバーシブルレーン
リバーシブルレーンとは
リバーシブルレーンとは、中央線の位置をを時間帯によって変更し、交通量の多い方向への車線を増やすことで渋滞を緩和させる目的で設置されています。
つまり
車線の中央線が時間帯によって変わるよってことです。
さっき通った時は3車線だったけど今通ったら2車線になっていた。なんてことが起こります。
どこにある?
沖縄にあるリバーシブルレーンの区間は那覇市内の2か所です。
どちらも朝夕の交通渋滞が激しい都心部にあります。
地図にまとめてみました。
① 国道330号線那覇市旭町交差点から国道507号国場交差点まで
朝だけ上り車線が増えます。
②安里十字路から首里方面につながる県道29号線松川交差点まで
首里城方面に向かう道で比較的観光客の方も利用する道だと思います。
17:30~6:00 安里十字路→松川交差点 2車線,松川交差点→安里十字路 1車線
リバーシブルレーンの危険性
中央線が時間帯によって変わるリバーシブルレーンの一番の危険は誤って反対車線に出てしまうことです。中央線を示す標識が一定の間隔ごとにありますが、標識が無いところから道路に入ってしまったりするとその危険が増します。
実際、国土交通省のまとめだと、リバーシブルレーンを採用している幹線道路の死傷事故発生数は、全国平均の2.6倍になるそうです。
昼間の車の多い時間だと周りの流れでおかしいなと気づきそうですが、朝早くなど、交通量が少ないほうがむしろ危ない気がします。
沖縄の道路事情
ついでに沖縄の道路事情もお伝えします。
沖縄は意外と渋滞する
沖縄県の中心那覇市内は3大都市圏と同じくらい渋滞します。
ひどいときには那覇市内を抜けるのに1時間かかることもあります。
一番渋滞がひどいのは国際通り。県庁などがある久茂地エリアは沖縄県の中枢で、交通量も多いです。また、その周辺の国道58号線や国道330号線、またDFSギャラリーのあるおもろまちも渋滞の名所です。
幹線道路では西海岸を走る国道58号線、西海岸を走る国道329号線、両方の間を走る国道330号線。この3つが沖縄の幹線道路です。
58号線と330号線は那覇市や隣の浦添市、宜野湾市など那覇都市圏の中心部を走るので朝夕の渋滞は特に激しいです。
運転マナーと速度
沖縄の運転は簡単に言うとゆっくりです。制限速度を超えて走る人はいなくてもそれ以下でトロトロ走る車は多々あります。
それはそれで安全かもしれませんが、遅いのも渋滞の原因ですかね。
あと、高速道路はほとんど使いません。それは急ぐ必要がないからです。
お金を払ってまで早く行こうとは思わないようです。
なので、高速道路の合流などは少し危険だと思っておいたほうが良いです。
加速せずにゆっくりと合流しようとする車もいれば、合流できずに立ち往生している車もよくいます。
高速道路を60kmで走る車もいるので、そういった点は注意が必要です。
那覇市以外は高速道路を使おう
リバーシブルレーンや沖縄の渋滞事情などを考慮すると、那覇市内以外へ向かう際は高速道路の使用をおすすめします。
高速道路も危ない車はいますが、リバーシブルレーンを走るよりはまだ危険性は低いかと思います。そして沖縄の高速道路は全線乗っても1,040円です。(普通車)
渋滞も避けられるのでおすすめです。
まとめ
リバーシブルレーン。調べてみると全国にあるみたいですが、僕は沖縄以外でまだ見たことが無いです。関東にはないのかな?
見たことが無い人にとってはいきなりそんな道路が現れたらちょっと動揺しますよね。
ましてや対向車線に入っちゃっていて対向車が来たら、、、
ぞっとします。
リバーシブルレーンを頭に入れつつ楽しい沖縄ドライブをしたいものですね。