冬の戸隠神社に車で行ってみたいけど、雪は積もっているのかな。
雪道の運転初心者だけど行っても大丈夫かな。
という不安をお持ちの方いませんか?
私は千葉県に住んでいるので、これまで雪道の運転は1度しかありませんでした。
一応スタットレスタイヤは履いているものの、雪が降れば布団から出ません。(笑)
こんな雪道運転初心者ですが、冬の戸隠神社に車で行くことができました。
長野市内と違って雪深さがハンパないので、途中諦めかけましたが、速度を落としてゆっくり運転したら大丈夫だったので、戸隠神社までの道路状況などを踏まえ、お伝えします。
この記事でわかること
- 冬の戸隠神社は雪道初心者でも車で行けるのか
- 戸隠神社までの道路状況
- 車以外のアクセス方法
雪道初心者でも車で戸隠神社に行けます
長野県にあるパワースポットとして有名な戸隠神社。冬になると雪が積もって幻想的な世界になります。周りはスキー場もある山奥で、1月には雪が日中も溶けなくなります。そんな雪深い戸隠神社の道路状態や運転で注意した点を解説していきます。
戸隠神社 中社
住所:〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3690
電話:026-254-2001
駐車場(冬):無料
スタッドレスタイヤは必須です
まず大前提として、スタッドレスタイヤは必須です。
「ノーマルタイヤ+タイヤチェーンじゃだめなの?」
と思う方もいらっしゃると思いますが、冬の長野はどの地域でも降雪、積雪します。
戸隠神社だけ雪が積もっているわけではないので、ずっとチェーンを巻いて走るのは乗り心地的にも良くないです。
また、ノーマルタイヤ+チェーンでも雪道を走ることは出来ますが、止まりづらいという事がJAFのテストでわかっています。
スタッドレスタイヤで向かうのが安心です。
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/snow/normal
戸隠神社までのルートは3つ
戸隠神社までの車で向かうルートは全部で3つです。
私は七曲りルートで行きました。
戸隠神社までのルート
- 浅川ループラインルート
- 七曲りルート
- 信濃町インタールート
・浅川ループラインルート(長野インターから約1時間)
長野インターから善光寺の北東を通り、戸隠に向かうルートです。
大型車の通行が可能で、運転しやすいです。
※ナビで長野インターから戸隠神社のルートを検索すると七曲りルートが出ると思うので、
浅川ループラインルートを通りたいときは経由地を設定してください。
・七曲りルート(長野インターから約50分)
今回私が通ったルートです。
長野市内善光寺を抜け、七曲りするヘアピンカーブが連続するルートです。
ヘアピンカーブ、、、難易度高そうと思いますよね。
なぜ雪道初心者の私がこんな大変そうなルートを通ったかというと、
ナビが設定したから・・・
長野市内からはこのルートが最速なので、ここを通ることになりましたが、浅川ループラインを通ったほうが運転はしやすいと思います。
・信濃町インタールート(信濃町インターから約30分)
信濃町インターからのルートは渋滞もなくわかりやすいようです。
動画と写真でわかる戸隠神社までの道のり
実際の道路状態や、雪道の運転は車載動画を見てもらったほうが分かりやすいと思います。
この時は大雪の情報が出ていた日で、道路状態は新雪の場所が多かったです。
運転はカーブの手前でしっかり減速して、カーブを抜けていく。運転の基本に立ち返ればスリップなどもしませんでした。
ワイパーが寒冷地仕様じゃなかったので、すぐに凍ってしまい、使えなくなりました。
長野市内の車道は雪はありませんでした。
善光寺をこえた辺りです。雪国ですね。
七曲りの手前辺りでもうこんな状態。シャーベット状になっていて滑ります。
わだちもあってハンドル取られますが、逆らわず運転します。ちょっとずつ怖くなってきます(笑)
道中にトイレのある駐車場があります。ここで一息しました。雪は10センチは積もっていたと思います。
スニーカーしかなかったので、トイレに行く時にずぶ濡れになりました。
外気温は-5℃。極寒です。
ようやく着きました。戸隠神社中社の駐車場です。車のタイヤがほとんど雪で埋もれています。
所要時間1時間30分といったところです。途中トイレ休憩や安全のためゆっくり走ったので時間がかかりました。
運転した感想としては、七曲りの辺りが一番滑りやすかったです。
それは道路がシャーベット状だったことが原因です。戸隠神社に近づくにつれて気温が低くなり、圧雪や新雪状態で走りやすくなりました。
これだけは抑えたい雪道運転の注意点4つ
雪道で運転するときは以下の4つの注意点に気を付ければ大丈夫です。
また、急のつく操作はスリップの元なので、なるべく控えて運転するのもコツです。
カーブの手前で十分減速する
雪のない道での運転に慣れていると、カーブでブレーキを踏んでいること結構あります。雪道でカーブでブレーキを必要以上に踏むとスリップする可能性があります。
カーブの手前で十分減速して、スリップしないようにしましょう。
車間距離をとる
雪道ではいつスリップしてもおかしくありません。ふわふわの雪に見えてもその下が凍っていてスリップしたり、急ブレーキをかけないといけない場面に出くわすかもしれません。
その時に車間距離をとっていないと、スリップして確実に追突事故です。
車間距離をあけておくとその分、ハンドル操作などの対処ができる時間が増えます。また、前方が見やすくなるので、いち早く状況判断ができます。
しっかりと車間距離をとりましょう。
ブレーキの利き具合を確かめる
これも重要です。
雪道と言っても色々な道路状態があります。道路状態によってブレーキの利き具合は変わってきます。
広い駐車場などスリップしても大丈夫な場所でどの程度ブレーキを踏み込むとスリップするのか、確認しておくことが重要です。
ポイント
新雪・・・降ったばかりのふわふわの雪
圧接・・・人や車が通ることで押し固められた雪
アイスバーン・・・凍っている状態
アクセルはゆっくり踏み込む
雪道で発進するときはアクセルをゆっくり踏み込みましょう。
強く踏み込んでしまうと、タイヤが空回りして進みません。
車以外のアクセス
以上、冬の戸隠神社に車で行けますよとお伝えしましたが、
「やっぱり雪道は怖くて行けないよ。」
という方は、バスやタクシーを利用してもいけるのでご紹介します。
バス
長野駅7番のりば「ループ橋経由戸隠高原行き」バスに乗車してください。
戸隠営業所下車。
料金:1,350円
引用:アルピコ交通株式会社
タクシー
長野駅から戸隠神社で料金が8,000円~10,000円ほどのようです。
かなり金額はかかっちゃいますね。
まとめ
冬の戸隠神社は私のような雪道初心者でも行くことが出来ました。
スタッドレスタイヤ必須で、ゆっくりと運転することを心がければ、雪道も特段怖くはないです。
そもそも雪国の人は毎日運転するんですからね。慣れの問題ですね。
雪で幻想的な雰囲気に包まれる戸隠神社。私の娘は雪が冷たくて泣いていました。
家族で小さいお子さんと一緒なら、雪道でも車で行くほうが楽です。
安全運転で冬の戸隠神社に行ってみてはいかがでしょうか。