車でWifiをスマホのテザリングでしようと思うけど、メリットとデメリットが知りたいな。
こんな悩みに回答していきます。
車でWifiを使おうと思う際に真っ先に思い浮かぶのがスマホでのテザリングではないでしょうか。
テザリングは手軽にWifiを利用できますが、スマホに負担がかかるんじゃないかとか、速度が落ちるんじゃないかなどメリット、デメリットも知った上で使いたいですよね。
この記事では車のWifiとしてテザリングを利用したい方向けにテザリングのメリット、デメリットを解説していきます。
この記事を書いた人
☑格安SIM歴10年
☑使用したスマホ会社10社
☑車でYouTubeを見るために通信速度の速いWifiを格安で利用できる策を常に考えて発信しています。
この記事で分かること
- 車のWifiとしてテザリングを利用する際のメリット、デメリット
- テザリングとモバイルWifiの違い
- テザリングかモバイルWifiかの選び方
それではいきましょ!
テザリングのメリット
- MNPですぐに携帯会社を乗り換えできる
- モバイルルーター代などが必要ないため初期費用が抑えられる
- 使っているスマホですぐに使える
- 持ち運びが楽
MNPですぐに携帯会社を乗り換えできる
スマホを使ったテザリングであれば、今使っている携帯会社の通信速度などに満足できなくなったりした際にすぐに携帯会社を乗り換えることが出来ます。
今では携帯会社のプランもよく変更されますので、その時々にあった携帯会社に乗り換えられるのはスマホでテザリングをする上でのメリットです。
MNPも5/24日より新制度が始まり、より携帯会社を乗り換えやすくなりました。
モバイルルーター代などが必要ないため初期費用が抑えられる
車で使うWifiとしてスマホのテザリングを利用する場合は、モバイルルーター代などの端末代がかからない為、初期費用が抑えられます。
pioneerの車専用Wifi DCT-WR100Dでは楽天市場でも22,400円ほどかかります。これは結構高いですよね。
[itemlink post_id="3248"]
モバイルWifiとして有名なWimaxでも端末代として20,000円ほどかかるので、それを抑えられるのはテザリングの魅力です。
使っているスマホですぐに使える
テザリングなら今使っているスマホで設定をするだけですぐに使えるようになります。
キャリアの中にはテザリングがオプションであったり、テザリングでの通信量に制限がある場合もあるので、確認が必要です。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
申し込み | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 |
料金 | 無料 | 無料or550円(税込) | 無料or550円(税込) | 無料 |
データ容量 | 60GB/無制限 | 30GB~80GB | 30GB | 無制限 |
持ち運びが楽
車だけではなく、カフェや外出先でWifを使いたい場合もありますよね。そのような場合はスマホを持っていればWifiとして使えるので余分な荷物が増えない分、持ち運びが楽です。
テザリングのデメリット
- 接続できる台数に制限がある
- スマホが発熱するリスクがある
- バッテリーが消費しやすくなる
- Chromecastを利用してのミラーリングができない
接続できる台数に制限がある
テザリングでWifiに接続できる台数には制限があります。
端末 | テザリングできる台数 |
iPhone | 5台 |
android | 10台 |
iPhoneだと5台、androidなら10台まで接続できますが、そもそもテザリングは複数台を接続するような機能ではないので、速度が低下したりスマホ本体が発熱したりすることもあり、リスクもあります。
スマホが発熱するリスクがある
先ほども述べたようにテザリングを利用するとスマホ本体が発熱します。
これはWifi通信するのに負荷がかかっているためで、ひどいときにはアプリが固まってしまったり、一部の機能が制限されテザリング自体も出来なくなる場合もあります。
また、高温状態が続くことはスマホの劣化を早めてしまうこともあります。
バッテリーが消費しやすくなる
スマホのテザリングを利用するとスマホに負荷がかかるためバッテリーが消費されやすくなります。
車内でテザリングをする場合は充電器が必要になるでしょう。
Chromecastを利用してのミラーリングができない
Chromecastはテザリングしているスマホの画面をミラーリングする事が出来ません。
FireTvStickであればミラーリングする事が可能なのですが、この点はデメリットですね。
モバイルWifiのメリット
- 複数台をWifiに接続しても安定している
- とくとくBB Wimaxの1年利用なら実質月額2,759円で利用できる
複数台をWifiに接続しても安定している
モバイルWifiは複数台を接続する前提で作られているので、スマホやChromecastなど家族でWifiに接続しても通信が安定しています。
車で利用する際はカーナビやChromecast各々のスマホなど接続するものが多くなりがちなので、その点モバイルWifiのメリットの1つです。
とくとくBB Wimaxの1年利用なら実質月額2,759円で利用できる
モバイルWifiは様々な会社が提供していますが、Wimaxを利用する とくとくBB Wimaxであればキャッシュバックがあり、1年で解約したとしても実質2,759円で利用できます。
2,759円というのはデータ無制限または100GBの大容量プランを提供しているスマホ会社の中でも最安なので、お得に車でWifiを利用できます。
Wimaxはデータ使用無制限で利用できるので、ギガ数の心配をすることなく車でWifiを利用することが出来ます。
しかし注意点が1点あり、キャッシュバックが契約から11か月後となっているため、1年利用しないと最安にはなりません。
詳しくは別記事で詳細を解説してますので、ご参考にどうぞ。
モバイルWifiのデメリット
- 短期間で乗り換えられない
- 端末代など初期費用がかかる
- 持ち運びが不便
短期間で乗り換えられない
モバイルWifiはキャッシュバックをもらえることで、実質の月額料金が安くなるため、キャッシュバックをもらう前に解約してしまうと大損してしまいます。
キャッシュバックをもらえる時期は契約から1年後が多く、それまでは他のWifiに乗り換えることが実質できない点はデメリットですね。
端末代など初期費用がかかる
モバイルWifiを利用するにはモバイルルーターが必要です。
そのため、契約時に端末代がかかるため、初期費用が多くなることが多くあります。
端末代は20,000円ほどかかることが多く、一括または分割で支払います。
先ほど紹介したとくとくBB Wimaxは端末代も含めて2,759円なので、そちらであれば安く抑えることも出来ます。
まぁスマホのテザリングであれば、端末代自体必要ないため、デメリットですね。
持ち運びが不便
スマホのテザリングであればスマホさえあればカフェなどでパソコンをWifiに繋いで作業する事も簡単ですが、モバイルWifiの場合はそれも持ち運ばなければならないので、荷物が多くなってしまうのはデメリットですね。
また、モバイルルーターのバッテリーも考慮しなければいけないので、モバイルバッテリーが必要になると考えるとさらに荷物がかさばってしまいます。
テザリングとモバイルWifiの比較まとめ
接続方法 | テザリング | モバイルWifi |
通信の安定性 | △ | 〇 |
初期費用 | 〇 | × |
複数台の接続 | △ | ◎ |
持ち運び | ◎ | △ |
テザリングの優れているのは初期費用が必要ない点、持ち運びのしやすさです。
モバイルWifiは初期費用(端末代)がかかる点、持ち運びで荷物がかさばる点がありますが、複数台Wifiに接続しても通信が安定しています。
テザリングをおすすめできるのは、車でWifiをひとりで使う方です。1人であれば通信速度が落ちることも無いですし、初期費用もかからず手軽に使える為です。
モバイルWifiをおすすめできるのは、車でWifiを家族など複数台で使う方です。モバイルWifiであれば複数台接続しても通信が安定しているので、快適にYouTubeなどを見ることが出来ます。
テザリングかモバイルWifiの選び方
結局どうやって選べばいいの?
スマホでテザリングをするかモバイルWifiを利用するかの選び方は様々な要素が絡み合ってひとりひとり違うので難しいですね。
そこで簡単に選ぶことが出来るようにフローチャートを作りましたので、ご参考にどうぞ!